身体を使って書くクリエイティブライティング講座合宿 vol.13

 

 

2018/9/23  13:00〜20:30  9/24  10:00〜17:00

 

(出前きがるねvol.20としてあります)

 

 

 

ファシリテーター

 

小野美由紀

 

青剣

 

受講者 6名

 

写真・レポート作成 青剣

 

 

 

 

 

 

 

初日

 

 

 

 

 

 

 

きがるね

 

 

 

前半は初めてあったもの同士でたくさん遊び、

その終わりに皆で一本の樹をイメージして溶け合う、

「きがるね」をしました。

 

 

夏の終わりを告げるかのような鳥のさえずりや蝉の鳴き声が和室を満たします。

 

 

 

 

 

 

休憩中。

 

初参加者のタウンさんがちゃぶ台の下で生息する不思議な生き物になったり。

 

 

 

それを見たち〜さんがなぜかネックレスで催眠術をかけていじったり。

 

 

 

色ペンをなんとなく六角形に並べる初受講者のわたぴ〜もなにかと繋がっているのかもしれません。

 

 

 

 

そんなこんなで、いつも通り、ライティング講座本編スタート。

 

 

 

はじめに、

 

 

批判しない

出来なくていい

「好き・やりたい」を大切に

 

 

という本講座の大切な心得を共有。

 

 

その後、合宿のコンセプトをさらに言葉で届けます。

 

 

 

 

無意識にまかせる

 

 

 

 

 


 最初のワークは、「子供の頃にかいてたものを思い出して書いてみよう」というもの。

 

 

 

 

 

みんなが書いた思い出の展覧会を行い、みんなで「思い出考古学者」になります。

 

つまり、そこに書かれたものに対して、みなさんの記憶を立体化するべく、たくさんの質問をしてゆきます。

 

 

 

 

 

大喜利

 

 

それぞれのペアに

ある設定が書かれた、

紙が手渡されます。

 

その設定に基づいて即興で会話劇を作成します。

 

そしてそれをその場で発表します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 絵を見てかく

 

 

与えられたカードの絵を見て、

わきあがるイメージをするすると言葉にしてもらいます。

 

 

 

 

書いたモノを各自グループないで発表します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

音楽を聴いてかく

 

 

 

とある音楽をかけ、

それに耳をすませて、

浮かんでくる世界を言葉にしてみる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バトンライティング

 

 

個々に作品のタイトルだけを決め、

そのタイトルに基づいてリレーの創作。

 

バトンを託すように、みんなで一つの物語を書き上げます。

 

そして出来上がったものを発表します。

 

 

 

 

 

 

思い出粘土からの想像ライティング

 

 

 

1)思い出を語り合う

 

(フォーカス編)

 

各受講者が粘土を手に持ち、

無作為に手を動かしながら、

お互いの思い出を語り合います。

 

語る時間は各2分。

 

聞き役はただ受け止めるだけに徹します。

 

 

 

 

(エクステンド編)

 

次に、もう一度同じ思い出のエピソードを語ってもらいます。

ただこの際、聞き手は相手の話に踏み込んで、どんどんと質問をしてゆきます。今度は各6分。

 

Ex: そのとき周りに何があった?その時何を感じた?今は、どう思う?などなど。

 

聞き手が関心を寄せて質問する事で、語り手の思い出やその時もの気持ちをを立体化させてゆきます。

 

この時手も自由に手を動かし粘土をいじります。

 

 

 

 

 

2)相手の思い出を粘土でカタチにする (5分)

 

 

 

 

各自、相手の思い出のエピソードをネタに粘土をこねる。

 

出来上がった粘土の作品は、先ほど思い出を共有しあった、ペアにプレゼントするためのものである。

 

 

ルール1  あまり深く考えずに手を動かすことを信じる。

ルール2  世の中に存在するモチーフにしないで抽象的なものを作る。

 

 

 

 

3)プレゼントされた思い出のカタチを多眼的にぼんやり眺める (3分)

 

 

 

 

 

4)粘土をモチーフに自由創作 (10分)

 

プレゼントされた思い出の粘土を別の誰かと交換します。

新しく手にした、自分とはゆかりのない粘土作品をモチーフにして、原稿用紙二枚以内で創作を始めます。

 

 

 

ルール1 作品には必ず「タイトル」を付与すること。

ルール2 先ほどの一連の子供の頃の思い出話は忘れて、想像力を駆使してフレッシュな気持ちで創作する。

 

 

 

5) 作品朗読会 

 

 

円座を作り、モチーフとなった粘土を長机の上に置いて皆で囲みます。

 

 

作品を朗読する際、その粘土が誰の思い出をくみとり、また誰の手によって作り上げられた粘土であるのかを皆に共有する。

 

その上で各自が作品を朗読します。

 

 

 

 

6)シェアリング  

 

ワークを通じて感じたこと気づいたことを気がすむまで皆で共有しあいます。

 

 

感想や気づきを逐一ここでシェアすることは出来ませんが、

受講者の皆さんは、このワークを通じて様々な感覚を掘りおこされたのではないかと思います。

 

 

 

<休憩>

 

 

 

 

明日へのテーマ探し

 

 

 

 

 

 

 

ZENマップ

 

 

 

初日の講座の終わりに、

ZENマップを利用して、

自分の脳内をコトバで連想させて可視化させます。

 

 

 

 

 

 

 

インタビュ〜ワ〜ク

 

次にペアを作り、

自分が書きたいと思えるテーマを、

お互いに質問し合う中で見つけてゆきます。

 

 

ちょっとした団欒のような空気が生まれます。

 

 

 

 

 

 

初日無事終了

 

 

 

これにて、

長時間にわたる、

合宿初日目のワークが終わります。

 

とても濃厚で充実感のある時間を皆さんと過ごすことが出来たのではないかと思います。

 

 

その後、みんなで夕食会を開きました。

 

 

 

 

 

 

二日目

 

 

午前

 

 

8時半に開場すると、

受講者のタウン氏が早々に到来し、

和室の心地良い空間で約1時間ほど集中して創作に没頭します。

 

 

(タウン氏は昨日のワークで頭パッカ〜ンからの閃めきが超やばいと夕食会で告白していた通りアドレナリンあふれてましたね)

 

 

 

 

 

 

ボディーワーク

 

 

 

初日に「きがるね」をしているため、

受講者同士の不必要な緊張は一切ありません。

 

そのため、午前中は体をよりリラックスさせるため、頭の力を抜くことをイメージしてゴロゴロします。その際、体に不必要な力やこわばりを感じたら、意識的にそこに呼吸を送り、力を抜くようにしてもらうことを繰り返します。

 

その後、

徐々にみなさんがナメクジのようになり、

周りの人たちと接触してパイル(積み重る)したり、背中をゴリゴリを押してマッサージしあったりします。

 

 

 

 

(私も一緒にやっていたため記録としての写真撮影はありません)

 

 

 

 

 

 

みんなで一人を歩かせる

 

 

 

一人は目を閉じます。

五人がその人の頭・両手・両足に手をおいて掴みます。

五人は指揮者の「なんとなく」の指示に従って目をつぶったその人を歩かせます。

 

 

自分の意志ではなく、他者の力(意志)によって歩かされると、とても神秘的な感覚になります。

 

 

 

 

 

 

 

操り人形のダンス 

(体の各部位の同時多発的反乱)

 

 

みんなの力で歩かされることで、

操り人形のように動かされるイメージを共有し、

その上で日常ではありえない動きにトライしてもらいました。

 

動きのコンセプトは、司令塔である頭を空っぽにして、体の各部位に無数の意思を持たせることです。

 

 

 

それらの部位たちが、革命するように、肉体を反乱させます。

 

考えるからだを作り、思考の枠から、ひとときでも多く抜け出す感覚を味わいたい。

 

 

 

 

 

 

 

人間彫刻美術館

 

 

三人が彫刻家になり、他の三人が粘土になります。

 

 

 

 

各々の彫刻家が感じるままに粘土となった人間をこねていじって2分間で塑像を作ります。

 

 

 

 

今度は粘土だった人が彫刻家となり、先ほど彫刻家だった人を同じように2分間で粘土のようにこねていじって塑像を作ります。

 

 

これにより6体の塑像が出来上がります。

 

(みなさんにはこの形を覚えてもらうようにお願いしてあります)

 

 

 

 

 

 

テキト〜学芸員による美術鑑賞ツア〜

 

 

 

 

突然一人が、美術館に勤める学芸員役に抜擢されます。

その美術館に訪れたツアー客(受講者たち)に向けて、

先ほどある人の手によって出来た塑像について即興かつ適当に説明してもらいます。

 

主に、作品の名前、作者がどんな人であったか、作品に込められた思い、作られた時代背景、作品の価格などなど、適当に思いつくままに語ります。

 

ツアー客である他の受講者たちは、

素直に感じたことや疑問を学芸員役にします。

 

学芸員はとにかくその場で思いつくままに答えます。

 

もはや、口から出たでまかせに、後付けの理由を施してゆくような具合になります。

 

 

学芸員のわたぴ〜さんの説明によると、

こちらは「恥ずかしい人間」という作品だそうです。

写真に撮られるのが恥ずかしい現代人の姿をとある有名な彫刻家の末裔が手がけたそうです。価格は3億ぐらい。

 

その後、

前日の右脳を目覚めさせる数々のプログラムのせいか、

みなさんは本当にデタラメな説明を思いつくままにしてゆきます。

 

(眠りにつく前の男だったような・・・汗)

 

 

 

 

 

(タウンさんのホラはとにかく秀逸でまぁよくポンポンと面白い嘘が出ること)

 

 

 

こんな感じの流れで、前半のボディワークは終わりになります。

 

 

 

(休憩)

 

 

 

休憩中も、

タウンさんは、

また創作に没頭している。

 

(我々のワークはある意味でこの凄まじい創作家にとっては障害物と化しているような気分)

 

 

 

 

 

 

 

午後

 

 

 

最初に「書きたいものは見えていますか?」と質問。

 

5人が見えていて、1人が模索中という、答え。

 

とうわけ、昨夜の最後のワークの続きで、5分ずつのインタビューワークを開始。

 

この際、「書きたいものはどんなものなのか?」を聞き役は、さまざまな質問を施して一緒にカタチにしてあげるよう心がける。

 

 

 

 

 

 

 

三角の中心

 

 

書くテーマが見つかっている人も、見えつつある人も含めて、

各受講者にとっての気になるキーワードを三角の角に配置します。

 

 

 

 

そこからぼんやりと中心を見ます。

 

なんとなく中心に浮かび上がったコトバを書きます。

 

 

 

 

 

その後、こちらからこのような提案をします。

 

三角の中心から生まれたコトバはサブテーマとしてご利用くださいと。

 

すでに決まったメインテーマで書き進めてゆきながら、必要とあらばそのサブテーマを使用して、全体の配分をご自身で考えて創作を進めてゆく。

 

 

 

 

 

 

各々に創作タイムを設けます。

 

 

 

 

 

相手の作品を自分の視点で書いてみるコト、

自分の作品を相手の視点で書きなおしてもらうコト

 

 

 

 

お互いの作品を交換しあい、

その続きを委ねた相手に書いてもらう、

やや問答無用な解剖学的なワーク。

 

 

 

このワークを通じて、作品の裏側をあぶり出し、多眼的に作品を作り上げてもらう視点を養います。

 

 

 

 

 

 

 

音読

 

 

書いてきた作品の客観視を行うため、

自分の原稿を他の受講者に委ねて、声に出して読んでもらう。

 

 

自分の作品を第三者の声で聞くことで様々な気づきを得てゆく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

脳内宇宙マッピングツアー

 

 

 

自分の頭の中にある、

創作の要所要所のコトバを、

ポストイットに書き出してもらう。

 

 

 

 

そのポストイットを手にして、

みんなが室内の中心に集まります。

 

 

 

 

 

その後、

室内を自分の脳内に見立てて、

自分のキーワードの書かれたポストイットをいろいろな所に貼ってゆきます。

 

 

 

 

 

その後ペアを作り、

自分が室内に貼ったコトバたちをめぐり、

そのコトバの思いやなぜ自分がここに貼ったのかなどの説明をしてゆきます。

 

 

自分のイメージの世界を、

アウトプットさせることで、

実感を深めてゆきます。

 

 

 

そして、発表に向けて、ラストの創作タイムへ。

 

 

 

 

発表

 

 

(受講者の発表した作品は二次的なコトバでは到底伝えることはできませんのでいつも通り控えさせていただきます。願わくば、自分たちの媒体にて、公開して欲しいと思います)

 

 

 

 

 

 

    幸せであるコト 

〜まとめにかえて〜

 

 

 

以前参加した受講者で、

「幸せになるワークショップ」ですね、

と、クリエイティブライティング講座を評してくださった方がおりました。

 

(今回もその方は参加してくださいました。)

 

そのコトバをもらった時、

心のうちで、

確かにそうだなぁと思いました。

 

私たちからは、

そのようなコトバを告げることはしませんが、

一人の受講者がそう言ってくれた事は的を得ており何より嬉しいです。

 

幸せの定義とは、

受講者それぞれ違うと思うのですが、

ここで何らかのカタチでその実感を得てくれたなと思うのです。

 

創造性豊かな文章が書けるコト、

思いっきり遊んで日々のストレスを解き放つコト、

この場で豊かなつながりを感じるコト、

他の受講者たちの感性のシャワーを浴びて自分の感覚を豊かにするコト、

リミッターを外す方法をつかむコト、

日常で味わえない「きがるね」に存分に浸かるコト、

プログラムを学んで他のフィールドで応用するコト、

子供の頃の自分の遊び心を取り戻すコト、

とにかく、ここでは書く以前にたくさんのコトを多角的に味わえます。

 

しかも、かなりの高濃度で!

 

みなさんがそれぞれに、ここで、何らかの喜びを感じてくれたら幸いです。

 

 

 

余談として、私ごとを、はさみます。

 

クリエイティブに書くことは一旦書くことから離れるのが出発点だと思います。

 

日常のモードから脱却して非日常に身を置くコト。

 

その上で書くコト。

 

それはとてつもなく幸せなコトであると私は日々感じてます。

 

だから、講座に身を置ける私は、毎度幸せな気持ちです。

 

本当に。

 

 

 

 

さて、今回の合宿ではワンデー以上にプログラムの中身を立体的に仕上げたため、これまで時間の制限上出来なかったプログラムをやりすぎだろうと言うぐらい盛り込みまくりました。受講者の体と頭をフルに使わせる嵐のような内容ではなかったかと思います。

 

実際、レポートを見ても、濃厚すぎる二日間だなと思います。

 

受講者の皆さんにとって価値あるものを持ち帰っていただけたら幸いです。

 

 

最後に参加してくださった受講者に一言。

 

 

 

「ありがとう」

 

 

(タウンさんが隠れてしまったが今回のレポートでは主役ですね 笑)

 

 

 

追記:次回の「身体を使って書くクリエイティブライティング講座vol.14」は2018年12月9日 (日) 10:00〜19:30で開催します。

皆様のご来場お待ちしております。

 

 

「身体を使って書くクリエイティブライティング講座vol.14」⇨  http://onomiyuki.com/?page_id=3360

 

 

 

 

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